2009年10月31日土曜日

これからのビジネスマン

これからのビジネスマンに必要なのは「ファイナンシャル・リテラシー」ではないでしょうか。

ビジネスを数字で理解する術とべでもいいましょうか。お金に関する知識、数字を読む、入れる、能力です。

起業するにあたって勉強しなければいけないもののひとつに、「バランスシート(BS)」や「損益計算書(PL)」とか「キャッシュフロー計算書(CS)」があります。
どういうふうにお金が入ってきて、どういうふうに使われ、最終的な利益が残るか、という会社全体の流れを見るための数字です。
経営者を目指す人は勉強をはじめます。

しかしなかなか奥が深い領域で、基礎知識、基礎用語を身につけてもなかなか実践の経営、日常の場面で使えるまでにはならないようです。

自分も勉強しはじめましたが、まだ基礎用語に触れ始めた段階です・・・

英語のヒアリング習得と似ていて、シャワーのように、いろんな事例に常に接していると、ある日突然、全体がわかるようになるそうです。
だから本格的な習得には日々の努力がかかせないのですが、
この「ファイナンシャル・リテラシー」、基礎知識だけでも知っているのと知らないのとでは、実は会社員として働く場合に大きく生かせそうです。

自分の給料は、本来もらいすぎなのか、少ないのか?ボーナスはいくらもらうのが妥当か?10人いる会社で5人が同じ会議に2時間でると、その会議から生み出す利益はどのくらいのものでないとペイできないか?接待費を使った結果、商品のひとつあたりの粗利益がどのくらい下がったのか?

さらには、こうした数字の理解力をチームで共有していると非常に強いチームが出来上がるでしょう。

実際のところ、こうしたことが数字でスパスパ言えるような会社員は嫌われるでしょうが、少なくとも給料など上司に正しく交渉することができます。

コミュニケーション力、仕事処理能力、情報収集能力、英語力など、これまで「欲しかった能力」に「ファイナンシャル・リテラシー」が追加される日は遠くないでしょう。というか、どれもこれも自分が身に付けてないだけで、すでにみんな身につけてるの?

1 件のコメント:

  1. 原山様

    創業ゼミの遠藤と申します。
    先週はラジオの話、ありがとうございました。

    フィナンシャルリテラシーは、私もまさに今、猛勉強の最中です。(中小企業診断士講座の財務会計という科目です。。)
    頭と耳からケムリがでます!!!ピューシューって!

    ゼミも丁度折り返し地点ですが、よろしくお願いいたします。

    CS番組のお話も聞かせてください。

    遠藤爾(エコ安全運転コンサルタント)

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