2009年6月6日土曜日

有機栽培とはブルース

有機農業とか有機栽培っていうのは、いってみれば音楽でいう「ブルース」です。

ブルースは今あるあらゆる種類のもとになっている音楽といってもいいでしょう。
(クラッシックのもとにはなってないかもね)

ロックだって、ヒップホップだって、J-POPだって、カントリーだって、エレクトロニックだって、みんなブルースあっての今なのです。

残念なことに、音楽を今の世の中で楽しんでいるひとのなかで「ブルース」を意識したり、感じたり、楽しんだりするひとが非常に少ないのが現状です。


そんな存在がブルースであり、「有機栽培、有機農業」なのかな、と思いました。

好きな音楽か、好きでない音楽か、もっというと、いい音楽か、どうでもいい音楽か、という分かれ目は、音楽のルーツが入っているかどうかで決まります。自分の場合。そしてルーツのなかでも最も核の部分がブルースというわけです。

たとえ、生楽器が入っていない打ち込みだけによる歌のないダンスミュージックだって同じです。
いい音楽であれば attitude として自然に入っていたりします。

その精神を取り入れて理解してリスペクトして今の時代の音として奏でる音楽には「生きるシステム」=「機」が存在するのでしょう。

そうブルースの素になっている要素は、苦しみや、痛み、喜びや、素朴な幸せ、それらの配合加減はいくぶん、苦しみや痛みが多そうだけど、とにかくたくさんの無数の感情が混じり合って、ひとつの表現方法としてブルースが築かれたのです。

いろんな無数の感情、それはまるで土のなかの「有機物」のようです。

ということは、、、、

昨今の農業ムーブメント、特に有機農業に対する関心の高さをみると、・・・・・・こりゃ、近々ブルースもくるかもよ?

次のJ-POP を席巻するのはレゲエでもヒップホップでもエレクトロニックでもなく、ふふふ、ブルースなんだよ。

そんなブルースをみんなも今から聴こう!口ずさもう!演奏してみよう!

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