「銀座ミツバチ物語」という本を友人に薦められて読みました。
おもしろいです。
銀座でミツバチを飼ってみたら、蜂蜜がとれて、銀座の一流のお菓子さんらがその銀座産のその蜂蜜でケーキを商品化したり・・。
銀座近辺の生態系やみつばちの環境指標生物としての役割や、銀座という土地の歴史など・・・。
日本の農園からみつばちがいなくなった、というニュースを最近目にします。
農薬に含まれている物質がその原因のひとつと考えられています。
みつばちは、雌しべと雄しべとを受粉させる役割があるので、みつばちがいないと実がなりません。
みつばちがいないとせっかくの野菜も果物も茎と葉と花だけで終わってしまい、なにも収穫できません。
みつばちがいるということは、自然の生態系がうまく保たれているという証なのでしょう。
その銀座のみつばちたちが、飛んでいく場所のひとつに、「皇居」があります。
なんと皇居は日本の大事な方々が住んでるし、重要な場所だけに、歴史上「無農薬」なんだそうです。
その蜜を集める銀座のみつばち。純粋な無農薬のはちみつ。
とっても意外な場所に最も純粋な「社会の循環」がありました。
銀座だけでなく、今後はいろいろなところでミツバチも活躍することでしょう。
そして、ミツバチを飼うだけでなく、今広がりつつある、屋上庭園、ベラダン栽培といった「空中の庭園」。
みつばちたちが多くの受粉を隣の屋上であなたのベランダで行いはじめるでしょう。
そうして広がると、東京の街には地上とは少し違った環境の循環が「空中」で出来上がるかもしれません。
ちなみにみつばちの安全性については本をご購読ください。
危険なすずめばちと安全なみつばちの違いも勉強できます。
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