2009年7月26日日曜日

「銀座ミツバチ物語」

「銀座ミツバチ物語」という本を友人に薦められて読みました。

おもしろいです。

銀座でミツバチを飼ってみたら、蜂蜜がとれて、銀座の一流のお菓子さんらがその銀座産のその蜂蜜でケーキを商品化したり・・。
銀座近辺の生態系やみつばちの環境指標生物としての役割や、銀座という土地の歴史など・・・。

日本の農園からみつばちがいなくなった、というニュースを最近目にします。
農薬に含まれている物質がその原因のひとつと考えられています。
みつばちは、雌しべと雄しべとを受粉させる役割があるので、みつばちがいないと実がなりません。
みつばちがいないとせっかくの野菜も果物も茎と葉と花だけで終わってしまい、なにも収穫できません。
みつばちがいるということは、自然の生態系がうまく保たれているという証なのでしょう。

その銀座のみつばちたちが、飛んでいく場所のひとつに、「皇居」があります。
なんと皇居は日本の大事な方々が住んでるし、重要な場所だけに、歴史上「無農薬」なんだそうです。

その蜜を集める銀座のみつばち。純粋な無農薬のはちみつ。
とっても意外な場所に最も純粋な「社会の循環」がありました。

銀座だけでなく、今後はいろいろなところでミツバチも活躍することでしょう。
そして、ミツバチを飼うだけでなく、今広がりつつある、屋上庭園、ベラダン栽培といった「空中の庭園」。
みつばちたちが多くの受粉を隣の屋上であなたのベランダで行いはじめるでしょう。
そうして広がると、東京の街には地上とは少し違った環境の循環が「空中」で出来上がるかもしれません。

ちなみにみつばちの安全性については本をご購読ください。
危険なすずめばちと安全なみつばちの違いも勉強できます。

2009年7月18日土曜日

有機栽培コーヒー

有機栽培は安全な食を確保するためにこだわりたいポイントです。
この半年で「有機農業」や「家庭菜園」といったキーワードもよく目にするようになりました。

でも意外と、気づいていないのが「コーヒー」です。

結構な頻度で飲む飲料、コーヒー。
お茶やミネラルウォーターまではいろいろこだわるけど、案外、ノーマークで飲んでないでしょうか?


と思っていろいろ調べたら、このコーヒーこそ、「有機農業」と大きな関係がありました。
今は大企業によって大量生産するために、大きな土地でコーヒーだけを作るには、やはり大量の化学肥料が必要であるということです。
こうした農法で作られているコーヒーがほとんどではないでしょうか?
かつてのコーヒー農園というのは、ジャングルのようにいろいろな種類の植物に混じってコーヒーの木があり、多くの種類の植物が存在することで、土が肥え、化学肥料の必要がない、という循環です。

コーヒーも今は、「有機JAS」とかいろいろな認証が増えてきているようですが、それはちょうど10年ほど前にまだ「有機野菜」があまり評価されていなかった頃の状態に似ています。

まもなくコーヒーも日本の消費者が「有機栽培」「無農薬栽培」にこだわる時代がやってくるのではないでしょうか。

2009年7月14日火曜日

初収穫


麻袋栽培のトマトの初収穫。自分で育てるとたったひとつのトマトも愛おしいですね。
味のほうもしっかりと甘みもあり、外側の皮も固すぎず、おいしかったです。

大玉トマトのサンロードという種類のトマトです。

夏が終わる頃、麻袋栽培は大根にチャレンジします。
大根は土の下の深さが必要です。
ベランダでも大根がうまくできれば、麻袋の大きなメリットになりそうです。

2009年7月5日日曜日

トマトとゴーヤ


6/14にアップした写真です。麻袋に移したばかりのトマト栽培の様子。


あれから3週間が経ちました。7/5です。
麻袋に移したあと、元気を取り戻しました。やはり豊富な土の量が大きな要因ではないかと思います。葉も健康さを取り戻しました。
実もいくつか大きくなりはじめていますが、前半、肥料が足りず、栄養不足で花が落ち、すずなりとはいきませんでした。でもまだこれからです。現在、4段まで花がついています。



最後にゴーヤの栽培。
高さ25センチほどの小さな麻袋に移し替えましたが、ここ最近の梅雨で成長があまりよくありません。
苗から麻袋に移して1週間くらいでやっと新しい環境になじみはじめた頃です。少し栄養が足りないものも何本かあります。
あと、2週間ほどすると、竹パウダーによる「生ゴミ堆肥」が出来上がるので肥料として栄養を与えようと思います。
梅雨が明けてくれるとぐんぐん伸びるとは思います。