2009年5月10日日曜日

「土」を使わない栽培

これまでさんざん調べてきた結果、「あー、やっぱり栽培には土が大事なんだな」と思い、「土」に関するビジネスや、「土づくり」について学んだりして、「おー、土って偉大だな」とか、そのうち企画書も出来上がり、「ついにここまできたぞ、ビジネスの実現化は近い」と思っていた・・

そんなある日、

ネットでいろいろ調べていたら、

「土を使わない栽培」があると。


しかも、
とっても簡単にペットボトルとかで栽培できるらしい。難しい「土作り」もないし、害虫も少ないらしい。

とっても都会向き。女性にも受けそう。未来型。

がーん。


すべて根本からくつがえりました。

それは「養液栽培」と呼ばれるもので、「水耕栽培」と「培地耕栽培」があります。「へー、どう考えてもうまくいけばこっちのほうが魅力的・・・いったいなんだったんだ、この5ヶ月は・・・」


と落ち込んだのもおよそ1時間。

早くも、心変わり。方向転換。うーん、軌道修正。


とはいえ、大事なのは「有機的」であること。
学んだことは生きるのです。信じることは続くのです。

というわけで、いちから出直しですが、これ、きっと、また近い将来「土」と「水」が共生するんだな、という予感も。

2009年5月4日月曜日

わかってもらえるさ


追悼:忌野清志郎

忌野清志郎ことRCサクセションの名曲は数えきれないほどありますが、なかでも "わかってもらえるさ" は隠れた名曲です。当時、低迷していたバンドを続けながらのくすぶる気持ちと自分を信じる気持ちが交錯して表現されています。誰もが持つ孤独感、未来へ向けての自分の想い、実はギターも全編、清志郎によるものとのことで、繊細な素晴らしい感情表現は涙なくしては聴けません。すべての夢へ向かう人々の応援歌です。


歌詞はネットとかで調べてもらえばわかるのですが、歌詞のなかの「歌」の部分をそれぞれの「自分のやりたいこと」に置き換えることのできる深い歌です。

思春期に多大な影響を受けて以来、何度この曲に励まされたことでしょう。

この曲はライブでやることも少なかったようです。貴重な映像が YouTube にありました。
いまでは名曲とされる「スローバラード」が廃盤になったこと。続いてのシングルがこの「わかってもらえるさ」であることが冒頭のMCで語られます。あきらめないで、挑戦しつづける若き清志郎がいます。




2009年4月26日日曜日

落ち葉拾い

「落ち葉拾い」。

地面に落ちた落ち葉は、コンクリートで囲まれた都会では「ゴミ」かもしれません。
還るところがないのです。

その落ち葉を拾って、20kg入りの袋に詰めて、町に提出すると、400円もらえる、というシステムがあるようです。


やっているのは栃木県茂木町。
行ったことはないのですが「バイオマスタウン」として注目されているようです。
町全体で環境循環型のシステムを構築しています。

その一環で、拾った落ち葉は「堆肥」づくりの材料として加え、「土づくり」をしています。
有機農業の盛んな町なので「土」は町にとって大事な資源となります。


20kg拾うにはどのくらいの労力がいるのか、町にどのくらいの落ち葉が落ちているのか、わかりませんが、町のつわものは、20近い袋をかき集める人もいるようで、そうすると8000円。ばかにできません。

「落ち葉拾い」。

歩きながら自然に触れての作業は健康にもいいのかもしれません。
誰かとお話しながらゆっくりと集めるのは楽しそうに思えます。
町では年配の方が張り切って集めているそうです。

やっているうちに、木からひらひらと落ちる葉がギラギラと輝くお金に見える、というオチはこの町では有名なようです。



400円の、これぞ究極のソーシャル・ビジネスではないでしょうか。



2009年4月12日日曜日

木質ペレット

この週末から、「鯉淵学園農業栄養専門学校」の短期農業研修:社会人コースがスタートしました。

「習い事」は楽しいです。
好奇心旺盛な子供に戻った気分です。

「有機農業」の考え方、方法、そして全体を学ぶ、というのが自分の目的です。
このコースはそんな「有機農業」に特化したコースなのです。
もちろん生徒さんのなかには、本格的な「就農」を目的にされて来ている方も多いです。
自分の場合は特に、「土」を中心とした有機栽培、そしてその有機農業と関連するさまざまな共生するもの、を学ぶことがテーマです。

週末の土曜か日曜の1日、もしくは2日間、の2つのコースがあり、参加しているのは1日コースで、これがほぼ毎週9月まで続きます。

で、

人は興味を抱くときに頭のなかに浮かぶ「?」が、少しの時間を経て「!」になると、人に伝えたくなるのではないでしょうか。

「!」になったので伝えます。

それは、「木質ペレット」。


そもそも先生が「土」のお話をされているときに、「木のくず」が堆肥のもとになる、というお話から、伐採した「木」の使い方のお話になり、土の堆肥にも使えるし、「木製ペレット」という使い方もあると教えてくれました。


この「木質ペレット」、ネットとかで検索するとすぐにでてきますが、「木質バイオエネルギー」です。日本でもいろいろ作っている会社はすでにいくつかあるようです。


で自分がわくわくしたポイントは、

「木質ペレット」→森林と畑の関係→林業と農業の共生→「地域の循環モデルの仕組み作り」

「木質ペレット」→ペレットストーブに使用される→会社、企業、工場などで主に使われる→コンパクトでリーズナブルになれば家庭でも使用可能→「介護施設に適す」のでは?

「木」→「土のもとになる」+「石油に代わるバイオエネルギー」→「地球にとってもいい」

そして森林の木をある程度必要な量、伐採することは、洪水などでの土砂崩れなども結果的に防ぐといいます。(森林をほったらかしにした結果、森林が増え過ぎ、すると個々の木々が十分に生育せず、また土も痩せてくる、という悪循環からの脱却)

よっ!ソーシャルビジネス!

いいことづくめなので、やってみたいと思いました。
やってみます。
どうやって?

また探っていくうちに答えが見つかることでしょう。

自分でエネルギーを作るなんて、かっくいー!

自分にとっては「土」からはじまったわくわくする新たなアイデアとの出会いでした。
先生ありがとう。


2009年3月29日日曜日

市民メディア

デモクラシー・ナウ(Democracy Now!)」というアメリカの市民メディアの存在を知りました。


独立したNPO法人で、企業の広告でなく、市民によって支えられた非営利メディアとのこと。運営は視聴者の寄付や、視聴料、各種基金からの出資で成り立っているようです。会員制でもあり、日本版もあります。北米500局以上で放送されているニュース番組で、過去のコンテンツにはあの「貧困のない世界を創る」のムハマド・ユヌス氏が「ソーシャルビジネスと未来の資本主義を語る」というインタビューも見ることができます。(しかも熱〜く語っています。)

自分の目指すソーシャルビジネスの柱のひとつがこの「新しいメディア」の形であり、こうしたアメリカの「市民メディア」には大きなヒントがあるように思いました。
「デモクラシー・ナウ」のような本格的ニュース番組に限らず、もう少し身近な柔らかいテーマでも「市民メディア」を創ることこそ、自分の目指すところであり、その基盤として社会のネットワークづくりからまずははじめるべきである、と考えます。

株主の利益を最大にすることを義務づけられる既存メディアとは違った性格を持つメディアの誕生。
日本でもそう遠い将来ではない気がします。



ところでそもそも、「市民メディア」という言葉を知ったのは、先日3月21日、NHKで見た「テレビのこれから」という討論番組でした。

視聴者や民放のテレビ局の人やメディア関係者が「テレビの現状と将来」について語る番組でなかなか興味深いものでした。

番組終了後、明日は「市民発ニュースが社会を変える」という番組を放送します、的な紹介が流れ、俄然興味を持ったので、次の日、見るのを楽しみにしていたところ、当日になって、その番組は、NHKのBSでのみ放送ということがわかり、加入していないので見ることができませんでした。

でも今の時代は便利なもので、NHKも「オンデマンド」というサービスをやっています。
見逃した番組でも番組ごとにパソコンで見ることができます。
とにかく、どうしてもその番組が見たかったので、NHKのオンデマンドのHPを覗いてみたら、当日の放送を見逃した人のために、オンデマンドのサービスリストに入っていました。

さすが、NHKだなぁ、と感心して、そのサービスの会員になってみましたが、登録を終え、いざ、視聴する段階で映像が出てきません。

なんとそのサービスはウィンドウズのみに対応で、自分の使っているMacでは見ることができない、ということでした・・・


「市民メディア」の存在を教えてくれた感謝の気持ちと、メディアの現状と、自分にとってなかなか示唆に富んだ一連の出来事でした。なので、いまだに見たかった番組は見れてないんですよね。

2009年3月20日金曜日

ソーシャルビジネス全国フォーラム行ってきました。



経済産業省が主催する「ソーシャルビジネス全国フォーラム」に行ってきました。全国から個人、団体含め500以上の参加があったそうです。朝の10時から交流会を含め19時過ぎまで充実の内容でした。



すべての講演に参加することはできませんでしたが、デフタ・パートナーズの原 丈人さんの"公益資本主義"というスタイルや近い将来の社会の展望、「大地を守る会」の藤田さんの30年以上に渡る経験に裏打ちされたお話、NPO法人フローレンスの駒崎さんの社会起業家のスタート・アップについてのお話、など非常に有意義な時間を過ごすことができました。

この1日を終えて改めて学んだことは、

ソーシャルビジネスにおいても儲けることは事業を持続させる上でも非常に重要で、ポイントは利益が出たときのその使い方にある。

ひとつのビジネスが点でなく線、面になる社会的な仕組みを構築すること。

講演をされた方々の多くが非常にコミュニケーション能力に長けており、人間として魅力的である。基本となる人間力-強い理念を人に伝える、実行に移す、続ける-が重要な要素。

またフローランス駒崎さんの紹介された、「いつも革命を起こすのは3つの者たちで、若者とよそ者と愚か者だ」というメッセージにも強く励まされました。

若者------若い人。(自分が若いと思っていれば若い)

よそ者----その分野の専門家でなく他業種からの参入であったり、新規参入者。

愚か者----社会起業家などというリスクも伴う事業を選択する無謀なチャレンジャー。


2009年3月9日月曜日

ソーシャルビジネス全国フォーラム

なんと第1回の「ソーシャルビジネス全国フォーラム」というものが開催されます。日時は3月19日。申し込みの日時が迫っているようなので、興味のあるかたは急ぎましょう。(東京都江東区TOC有明コンベンションホールにて)

フォーラムの内容は、
「実践者の方々の特別講演」や「ソーシャルビジネス55選」の表彰(経済産業省選出)などです。

全国からさまざまな業種のソーシャルビジネス、コミュニティビジネスの経験者の方々が一堂に集まるということで、非常に楽しみです。

未来へのヒントがたくさん見つかりそうです。

当日の様子はもちろんレポートいたします。